
アーモンドの花(エビのタルタルとアーモンドアイス)
キケ・ダコスタが生み出した前衛的な一皿。アーモンドと生クリームで作ったアイスクリームを花の形に成形し、中心にフレッシュなエビのタルタルを詰める。冷たいアーモンドアイスと温かなエビ、デニア産の地中海の風味が一体となった、視覚と味覚への二重の驚き。
Arroz con Pimientos (Pebreres Farcides)
バレンシア地方の伝統料理「ペブレラス・ファルシーダス(詰めピーマン)」を、地中海料理界の異才キケ・ダコスタが再解釈した一皿。ローストしたパプリコと骨付き豚肉のブロードでじっくり炊いた米に、パプリカのフォームと燻製オイルを重ね、伝統と前衛技法が融合する。
【ブロード】豚あばら肉を250℃のオーブンでこんがりと焼き色がつくまで焼き、水を加えて煮汁をとる。別鍋でパプリカピューレ・醤油・赤ワイン・ポートワイン・タイム・ローズマリーを煮詰める。
大鍋で野菜をオリーブオイルで色よく炒め、焼いた豚肉と煮詰めた汁、水5リットルを加えて弱火で2時間半ほど煮込み、こしてブロードを作る。
ゆっくり煮込むことで豚肉と野菜の旨みがブロードにしっかり移ります。
【パプリカオイル】焦がした赤パプリカを高温の油と合わせてブレンダーにかけ、鍋で煮詰めてパプリカの水分を完全に飛ばし、オイルだけを漉し取る。
【米の下炊き】米をパプリカオイルで軽く炒め、熱いブロードを注いで中火で8分ほど炊く。ざるにあげ、氷水にあてて急冷し、米とブロードを分けて取っておく。
【パプリカのフォーム】オイルでにんにくをじっくり色よく炒め、パプリカ・水・ブロード・黒こしょうを加えて弱火で1時間煮る。なめらかになるまでブレンダーにかけ、サイフォンに詰める。
提供直前に下炊きした米を残りのブロードでさらに5分炊き上げ、パプリカフォームを加えて艶よく仕上げる。皿に盛り、ローストしたパプリカの薄皮をのせてバーナーで軽く炙り、フラックスシードとパセリの新芽を散らす。

キケ・ダコスタが生み出した前衛的な一皿。アーモンドと生クリームで作ったアイスクリームを花の形に成形し、中心にフレッシュなエビのタルタルを詰める。冷たいアーモンドアイスと温かなエビ、デニア産の地中海の風味が一体となった、視覚と味覚への二重の驚き。

キケ・ダコスタのシグネチャーデザート。ジャスミンとサンダルウッドのソルベ、苔を模したメレンゲ、銀コーティングのユズマシュマロ、スミレのグラニータ、バラのムース、食用花を宝石箱の中に重ねた多層デザート。音楽が流れる宝石箱を開けると現れる、視覚・香り・音による完全な体験。

魚介の旨みを凝縮したブロードで炊き上げ、鍋底をこんがりと焦がして「ソカラット」の香ばしさを引き出すバレンシアの伝統米料理。三ツ星シェフ、キケ・ダコスタが自身の公式YouTubeチャンネルで披露した、家庭でも作りやすいレシピを再現する。
スペイン・バレンシア州生まれの元祖パエリャ。鶏肉とインゲン豆をサフランで黄金色に染めた米と炊き合わせる。鍋底に生まれるカリカリの「ソカラット」が美味しさの証。絶対に混ぜないことがルールの一大料理です。

マルティン・ベラサテギのシグネチャー。エスカベシュで温めた牡蠣に、日本酒とミントで作ったキュウリの氷スラッシュ、球体化した海のパール、辛みのあるリンゴのフォームを組み合わせる。温と冷、コリコリとフワフワ、バスクと地中海が交差する繊細な一皿。

スペイン・バレンシア沿岸の漁師料理が起源のイカ墨パエリア。イカの墨でご飯を真っ黒に染め、イカ・エビ・あさりを加えて炊き込む。見た目のインパクトと、深い海の旨味が広がる一皿。アイオリ(にんにくマヨネーズ)を添えて食べるのがスペイン流。