
バカリャウ・ア・ブラス(ジョゼ・アヴィレス)
リスボンの名店「Belcanto(ベルカント)」でミシュラン2つ星を獲得したポルトガル料理界の旗手、ジョゼ・アヴィレスが考案した究極のバカリャウ・ア・ブラス。卵1個につき卵黄をもう半個分追加するという独自のテクニックで、驚くほどクリーミーな仕上がりになります。
Dip in the Sea
ポルトガルを代表するシェフ、ジョゼ・アヴィレスが手がける、まるで海に潜るような体験を目指した一皿。低温調理したスズキに、ムール貝・ハートコックル・剃刀貝の3種の貝と、海藻・青のり・海ぶどうなど多彩な海の植物を纏わせ、海水仕立てのブロスで仕上げる。エル・ブジ仕込みの技法が光る、リスボンの名店「Belcanto」を象徴する超上級者向けレシピ。
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スズキの切り身を真空パックに入れ、冷蔵しておく。
貝類はよく洗い、2%程度の塩水に浸けて砂抜きしておく。
ムール貝とミネラルウォーターを耐熱容器に入れ、100℃のオーブンで10〜12分蒸し煮にする。身を取り出し、蒸し汁は漉して取っておく。
ハートコックルは13秒ほど沸騰した湯にくぐらせてすぐ冷蔵庫で冷やし、殻から身を外して湯煎で保温しておく。内臓・砂は取り除く。
剃刀貝は塩水と共に真空パックにして2分加熱し、氷水で5〜10分冷やしてショックする。殻から丁寧に身を外し、ムール貝の蒸し汁に浸けて保存する。
ムール貝の蒸し汁を漉して冷やしておく。アオサは塩を効かせた熱湯で5秒ほど湯通しし、すぐ氷水で冷やす。破れがないか確認し、乾かしてペーパーに個別に包んで保存する。
赤トサカ海藻は水に5分以上浸けて塩抜きし、ペーパーに包んで保存する。青トサカ海藻も塩抜き後、2〜5秒湯通しして氷水で冷やし、同様に保存する。
緑藻は4〜5時間置いてからY字にカットし、流水ですすいで冷やす。海ぶどうは3分ほど水に浸け、1.5cm幅に切って2.5%の塩水に浸けて冷やしておく。
提供直前にスズキを54℃の湯煎で25〜27分加熱する。貝類と海藻は海水(塩水)で蒸し温める。
海水100mlを80℃に温め、レモン汁を数滴垂らして仕上げる。深皿にスズキを盛り、海藻・海藻類・貝を纏わせるように盛り付け、温めた海水を注いで完成。

リスボンの名店「Belcanto(ベルカント)」でミシュラン2つ星を獲得したポルトガル料理界の旗手、ジョゼ・アヴィレスが考案した究極のバカリャウ・ア・ブラス。卵1個につき卵黄をもう半個分追加するという独自のテクニックで、驚くほどクリーミーな仕上がりになります。

マリアビスケットをコーヒーに浸して層を作り、バタークリームで挟んだポルトガルの代表的なノーベイクケーキ。「ボロ」はケーキ、「ボラッシャ」はビスケットの意味。ティラミスのルーツとも言われるポルトガル発祥の家庭デザート。卵黄とバター・砂糖を泡立てたリッチなクリームとコーヒーの苦みが絶妙なバランス。冷蔵で一晩置くと味が馴染んでさらに美味しくなる。

ポルトガル南部アレンテージョ地方発祥の伝統的な鴨のご飯料理。「アロス」はご飯、「パト」は鴨の意味。鴨を丸ごとワインとともに柔らかくなるまで煮込み、その旨みたっぷりのスープでご飯を炊き、鴨の身とポルトガル産チョリソー(シュリソ)と混ぜてオーブンで焼き上げる。スープが染みたご飯と香ばしい鴨の組み合わせが絶品のポルトガルご馳走料理。

ポルトガル・ポルト発祥のインパクト抜群ご当地サンドイッチ。「小さなフランス女性」という意味の名前を持つ。トーストした厚切りパンにステーキ・ハム・ポルトガルソーセージを挟んでチーズで包み、トマト・ビール・ポートワイン・ブランデーを合わせた濃厚ビアソースをたっぷりかけて提供。世界一カロリーが高いサンドイッチとも言われる、ポルト市民が愛してやまないソウルフード。

ポルトガル語で「緑のスープ」を意味するポルトガルの国民的スープ。ジャガイモをベースにしたとろみのあるスープに、細切りにしたケール(またはコラードグリーン)とチョリソーを合わせる。ポルトガル北部ミーニョ地方発祥で、今では国中の食卓や結婚式・祭典にも欠かせない一品。シンプルながらオリーブオイルとチョリソーの旨みが深いコクを生み出す。

リスボンのバイロ・アルト地区の食堂主人ブラースが考案したとされる、ポルトガルで最も愛されるバカリャウ(塩タラ)料理のひとつ。「バカリャウ・ドウラード(黄金の塩タラ)」とも呼ばれ、一晩水に戻した塩タラをほぐし、玉ねぎ・にんにく・細切りフライドポテトとともに炒め、溶き卵でとじてパセリと黒オリーブを飾る。シンプルながら旨みが凝縮した絶品。