
ランプレドット(イタリアのもつ煮込み)
フィレンツェの下町で400年以上愛され続ける伝統的な屋台料理。牛の第四胃(ギアラ)をトマト・玉ねぎ・セロリ・パセリでじっくり煮込み、パニーノに挟んで食べるのが本場流。内臓料理とは思えないほどやわらかく、スープが染み込んだパンとの組み合わせが絶品。
Bistecca alla Fiorentina
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナは、フィレンツェを州都とするトスカーナ地方の伝統料理で、骨付きのTボーンステーキを高温の炭火で豪快に焼き上げるシンプルな一皿です。本場では骨太で知られるキアニーナ牛の肉を使い、指3本分の厚さにカットして中心をレアに仕上げるのが流儀とされます。塩とオリーブオイルだけで味付けする潔さが持ち味で、同じフィレンツェの郷土料理でも牛の胃袋をトマトソースで煮込む「トリッパ・アッラ・フィオレンティーナ」とはまったく異なる、シンプルな炭火焼きステーキ料理です。
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フィオレンティーナ用のTボーンステーキ肉を用意する。指3本分の厚さがあり、ヒレとサーロインの両方を含み、適度な脂身がついているものを選ぶ。焼く数時間前に冷蔵庫から出し、常温に戻しておく。焼くときに肉が冷たい状態にならないようにすることが重要。
炭火焼き用の網を用意し、オーク材とホルムオークの炭で火をおこす。炭が最高温度に達すると表面に薄い白い膜ができるので、これを目安にする。
炭の表面が白っぽくなったら最高温度に達したサイン。この状態になるまで待ってから焼き始める。
網を炭の上にセットしてしっかり熱する。ステーキ肉を骨の部分を下にして網の脇に立てかけるように置き、骨を伝ってゆっくりと肉全体に熱を入れていく。
肉を網の中央に置き、片面を8分焼く。裏返すときに、香ばしい網目の焼き目がしっかりついていることを確認する。
反対の面も同様に8分焼く。焼き終わったら、再び骨の部分を下にして網の脇に立てかけるように置く。
骨側を下にして休ませることで肉汁が全体に落ち着き、より柔らかく仕上がる。ただし骨を焦がしすぎないよう注意すること。
焼き上がった肉をまな板に移し、数分間さらに休ませる。
ステーキを切り分ける。ヒレとサーロインを骨から切り離すようにカットし、骨を中心にして立てるように盛り付ける。
塩をふり、エキストラバージンオリーブオイルを回しかけ、手でなじませるように軽くマッサージする。熱いうちにすぐに提供する。

フィレンツェの下町で400年以上愛され続ける伝統的な屋台料理。牛の第四胃(ギアラ)をトマト・玉ねぎ・セロリ・パセリでじっくり煮込み、パニーノに挟んで食べるのが本場流。内臓料理とは思えないほどやわらかく、スープが染み込んだパンとの組み合わせが絶品。

トスカーナ・フィレンツェ生まれのドーム型ケーキ。スポンジにアルケルメスリキュールをたっぷり含ませ、リコッタクリームとチョコクリームを二層に詰めます。冷やして切り分けると白と茶の美しい断面が現れる、見た目も味も本格的なイタリアンデザート。

トスカーナ丘陵に伝わる狩猟料理。野生イノシシ肉を赤ワインとトマトで3時間じっくり煮込んだラグーを、幅広パスタ「パッパルデッレ」に絡めた一皿は、深い旨みと力強い風味が特徴。秋冬に食べたいボリューム満点のイタリア田舎料理です。

フィレンツェの下町で愛され続ける、牛の胃袋(トリッパ)をトマトソースでじっくり煮込んだトスカーナの郷土料理。玉ねぎ・にんじん・セロリのソフリットとトマトの旨みがトリッパに染み込み、仕上げに削るパルミジャーノ・レッジャーノが味を引き締めます。フィレンツェの屋台では「ランプレドット」と並ぶ名物として親しまれている一皿です。
本場ローマで愛される正統派カルボナーラ。生クリームは一切使わず、卵黄とペコリーノロマーノだけでとろとろのソースを作ります。コツをつかめば家庭でもレストランの味に。

「チーズと胡椒」という名の通り、材料はパスタ・ペコリーノ・黒胡椒だけ。シンプルながらクリーミーなソースを作る技術が問われるローマの至宝。カルボナーラやアマトリチャーナと並ぶ三大ローマパスタのひとつです。