
海老蒸し餃子(ハーガオ)
透き通る皮から海老の身が透けて見える、点心の代表格。専用の皮を一から作る本格レシピで、蒸し立てのぷりぷりとした海老の食感を楽しめます。
「ヤムチャ(飲茶)」はお茶を飲みながら小皿の点心をつまむ、広東発祥の食文化です。蒸し器から出したての小籠包や海老蒸し餃子、香ばしい焼き餃子まで、一口サイズの料理がワゴンで次々と運ばれてくる——その多彩な点心の世界を紹介します。
「飲茶(ヤムチャ)」は広東語で「お茶を飲む」という意味。もとは茶館でお茶と一緒に軽い点心をつまむ習慣として広まり、やがて点心そのものが主役になっていきました。今では香港や広州はもちろん、世界中の中華街で週末の家族の楽しみとして親しまれています。
点心には大きく分けて「蒸す」「揚げる」「焼く」の3つの調理法があります。蒸し系の代表格が小籠包や海老蒸し餃子、揚げ系は春巻きなど、焼き系は焼き餃子や葱油餅が挙げられます。竹製の蒸籠(せいろ)に入れて提供されるのが点心らしい光景です。
ここで一つ注意点。小籠包はもともと上海料理で、広東の飲茶文化とはルーツが異なります。ただし今では世界中の飲茶レストランで定番メニューとして提供されており、点心文化を語るうえで欠かせない存在になっています。

透き通るような薄い皮から海老の姿が透けて見える、飲茶を代表する一品。皮の透明感と包む技術が評価の分かれ目。
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実は上海料理がルーツ。皮の中に熱々のスープを閉じ込めた技術が光る一皿で、今では世界中の飲茶メニューの定番になっている。
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もちもちの米粉クレープで海老などの具を巻いた広州発祥の一皿。甘辛い醤油だれをかけて食べる、飲茶ならではの食感が楽しめる。
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底面をカリッと焼き上げ、上部は蒸し上げるハイブリッドな調理法が特徴。飲茶の「焼き系」点心を代表する一皿。
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豚肉とエビを合わせたワンタンを、澄んだ鶏スープでいただくシンプルな一皿。飲茶の締めくくりにもよく選ばれる。
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ワンタンに卵麺を加えた、香港の食堂で愛される主食版。飲茶の点心を「一皿の麺料理」に発展させたスタイル。
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透き通る皮から海老の身が透けて見える、点心の代表格。専用の皮を一から作る本格レシピで、蒸し立てのぷりぷりとした海老の食感を楽しめます。

上海を代表する点心。薄い皮の中にとろけるスープと豚肉の旨みが凝縮した「飲む餃子」。スープを固めたアスピック(肉ゼリー)を餡に混ぜ込み、蒸すことで溶け出す仕組みが最大の特徴。12〜18本のひだを丁寧に寄せる工程に職人の技が光る。竹せいろから取り出す瞬間、口に含んだ瞬間のスープの溢れ出しが至高の体験。

香港・広州の朝ごはんの定番、腸粉。薄く蒸したライスペーパーにプリプリの海老を包み、甘辛の特製醤油をかけていただく点心の名品。蒸したてのとろりとした食感と醤油の香りが絶品です。

底をカリカリに焼き、蒸らしてふっくらさせた中国式焼き餃子。干し椎茸・白菜・豚ひき肉の旨みが詰まった餡をパリパリの皮に包みます。水を加えて蓋をする「焼き蒸し」技法がジューシーな仕上がりの秘訣です。

豚肉と青菜を包んだつるんとしたワンタンを、澄んだ鶏がらスープでいただくシンプルながら奥深い一品。家庭でも作りやすい中国家庭料理の定番です。

香港・広東の食堂で愛される定番麺料理。豚肉とエビを合わせたぷりぷりのワンタンと、コシのある卵麺を澄んだ鶏スープで味わうシンプルながら奥深い一杯です。