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ジェノヴァ・リグーリア料理入門
イタリア料理カルチャーガイド

ジェノヴァ・リグーリア料理入門|バジルとオリーブオイルの海岸料理

イタリア北西部、地中海に面したリグーリア州。狭い海岸沿いの段々畑で育つバジルとオリーブオイルを生かした料理が特徴です。世界的に有名なジェノヴェーゼソース(ペスト)発祥の地を訪ねます。

リグーリア州は険しい山と海に挟まれた狭い海岸沿いの土地で、平地が少ないため、段々畑での小規模な農業と漁業が食文化の中心です。中でもバジルは州都ジェノヴァの名産で、ここで生まれた「ペスト・ジェノヴェーゼ(ジェノヴァ風ペースト)」は世界中で愛されるソースになりました。

実はこの「ジェノヴェーゼ」という言葉、ナポリの玉ねぎと牛肉の煮込みパスタ「パスタ・アッラ・ジェノヴェーゼ」にも使われていて、初めて聞くと混同しやすい名前です。リグーリアのジェノヴェーゼはバジルのペーストソースを指し、ナポリのジェノヴェーゼは全く別の煮込み料理を指します。同じ言葉でも地域によって意味が変わる、イタリア料理の奥深さを表す好例です。

ペスト以外にも、リグーリアはオリーブオイルとローズマリーを効かせたフォカッチャの名産地。柔らかな生地に指で穴を開け、たっぷりのオリーブオイルを染み込ませて焼き上げるスタイルは、州都ジェノヴァの朝食の定番です。

4つのパスタ

違いのポイント

  • 「ジェノヴェーゼ」という言葉は、リグーリアではバジルのペーストソースを指しますが、ナポリでは玉ねぎと牛肉の煮込みパスタを指します。同じ言葉でも地域で全く違う料理になる代表例です。
  • ペスト・パスタとトロフィエ・アル・ペスト・ジェノヴェーゼは同じソースを使いますが、後者は伝統的にじゃがいもといんげんを加える点が異なります。
  • フォカッチャはパスタではなくパン料理ですが、同じくオリーブオイルを主役にするリグーリア料理の代表格として紹介しています。

よくある質問

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